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そら林調教師と伊藤工務店の深い絆よ
https://tospo-keiba.jp/reporter-column/20283

2人の出会いは、15年以上前の競馬学校。学校ではいくつかの厩舎に分かれ、騎手課程、厩務員課程の生徒が馬の扱いなどを学んでいる。
その厩舎が偶然にも一緒だったという。伊藤が「先生は牧場を経験して入られているので、僕は教えていただく立場でした。
今思えば、その時から面倒を見てもらっていましたね」と言えば、
林師は「工真は当時から真面目で一生懸命でした」と振り返った。

 林厩舎のGⅠ初出走は、ロバートソンキーの20年菊花賞。20年の神戸新聞杯(3着)で、大舞台への切符を手にした。
GⅠを戦ってきた馬たちが多数出走する中で、伊藤騎乗のロバートソンキーは1勝クラス2着から重賞へ挑み、14番人気ながら3着に好走。
師にとって、GⅠ挑戦権を得た神戸新聞杯は忘れることのできないレースだ。
「工真のおかげで初めてGⅠの舞台に立たせてもらえました。工真が連れて行ってくれた。
うれしかったですね。直線は頭が真っ白になりました。震えるような感動は、今も昨日のことのように覚えています」