>>200
>>181
こういう理屈らしい
背景には少子高齢化がある。妊婦の年齢が高くなると、出産のリスクに備え、高度な医療を受けられる病院に行く傾向がある。経済力があるため、「ブランド力の高い所で産みたい」と考えたり、付加価値のあるサービスを求めたりする人が多くなる。特に第1子では必要なサービスが分からないから、多めに選択して高額になりがちだ。

 一方で、妊婦の数が減ると、医療機関の競争になる。同じサービスなら安い方が望ましいはずだが、この分野では一般的な経済原理は働かない。ブランドがなく価格を上げられない所は妊婦が集まらずに撤退し、平均費用が上がる。

 東京は高齢出産の割合が高く、人口当たりの分娩数は少ない。医療機関の設備や土地代、物価、医師や助産師らの人件費も高く、出産費に反映されやすい。都外へ出て産む人も多い。