昨季は、巨人を戦力外となって獲得した古川侑利投手がヒットとなった。12球団合同トライアウトに参加していたところを見初め、育成選手として獲得。キャンプから好投を続けて開幕前に支配下へ昇格すると、自己最多となる1軍34試合に登板し0勝1敗3ホールド、防御率4.08。手薄なリリーフの一角を担った。

 2021年には池田隆英投手がいた。キャンプ終盤に、楽天から横尾俊建内野手とのトレードで加入すると開幕ローテーション入り。そのまま先発の一角を占め18試合に登板(うち16先発)した。勝敗こそ3勝10敗にとどまったが、防御率は3.94。楽天では2年間1軍登板がなかった投手が見事に居場所をつかんだ。

 2019年にはヤクルトから秋吉亮投手が加入。2015年からの2年間はセ・リーグ最多登板を記録していた右腕も、2018年には35試合で2勝2敗6ホールド、防御率4.23と低迷していた。ただ日本ハム入りすると、53試合に投げ0勝5敗25セーブとクローザーに君臨。防御率も2.96まで良化した。