孫オーナーから求められたのは「工夫」だった。王会長は「勝つために必要な技術を身に付けるためにはもっと工夫をしなさいと言われた。練習方法でもただ打つ、投げるだけではなく、試合でいい結果が出せるような方向で、みんなで考えてやった方がいいということだった」と説明した。
 「工夫」は孫オーナー流の練習法にまで及んだ。藤本監督によると「選手たちがマンネリにならないようにゲーム感覚で楽しみながら精度を上げる。例えば投手だったら9個のマス目があって、100球投げて何球そこに入るか」。ストラックアウトのような練習法を提案された。
 早くも指揮官は「これはいい練習法だと思う。2月のキャンプでも取り入れられたら面白い。コーチ陣としっかり話し合って、マンネリ化しないように」と“孫流”の採用にも前向きな姿勢を見せた。
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孫正義、練習の工夫を提案