13日午後3時20分頃、滋賀県甲賀市水口町下山の路上で、カラスを駆除するため同県野洲市の鷹匠(たかじょう)の女性(32)が操っていたタカが、下校中の小学1年の男児(7)を襲った。男児は頭を爪で挟まれるなどし、頭や顔に軽い擦り傷を負った。

 県警甲賀署の発表では、タカは「ハリスホーク」で、両翼を広げた大きさは約1メートルという。鷹匠の女性は現場近くの会社の依頼を受けてタカを放っていたが、タカは自転車の50歳代男性に衝突した後、男児に向かったという。男性にけがはなかった。同署は業務上過失傷害などの容疑も視野に経緯を調べる。