6部のプッチは「あなたの人生の物語」っていうSF作品のオマージュなんや

宇宙人と友好的に出会って、宇宙人のことを知るために学者チームが編成される話なんやが
その宇宙人は体の構造上「結末がまず先にあってそこから現在を逆算しないと」歩くことすらできないんや
そういうハード構造を持った知的生命体の精神とはどんなもんなんやろかっていうSF作品や

話のオチは結末結果を知ってしまった生き方っていうのは、プッチがいうように穏やかさは手に入るけど
代わりにあらゆる不幸を回避する努力をしなくなるっていう物で
それはつまり人間にとっての善悪や幸不幸を越えた状態になっていて
究極の穏やかさが手に入ったとしても、精神が人外化しちゃったら悲しいよねっていうそんな話なんや