警察は、検査の結果アンダーソンさんの血液からコカイン代謝物とカンナビノイドが検出されたと発表した。
さらに、11日に記者会見したマイケル・ムーア警察署長は、アンダーソンさんが「事故現場から逃走しようとしていた」と説明した。
しかし、カラーズさんは「私のいとこは助けを求めていたのに、助けてもらえず、殺された」とガーディアンに反論している。
さらにワシントンポストに対し「彼は『ジョージ・フロイドのようにしようとしている!』と叫びました。警察はその通りにしたのです」とコメントした。

「映像にはっきりと映っています。彼は怯え、助けを求めていました。彼は助けて欲しいと訴えていました。しかし1月3日、彼は助けてもらえませんでした」
ワシントンポストによると、アンダーさんはワシントンD.C.にある学校で、10年生(日本の高校生に相当)の英語教師として働いており、家族や友人に会うためにロサンゼルスを訪れていた。
2023年になってから、アンダーソンさんの他にもすでに2人がロサンゼルス警察によって死亡しており、全員が非白人の男性だ。