毎週日曜日に放送されている国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)。1月8日放送回では「~新春!さくらももこ脚本まつり~」と題して、原作者であるさくらももこさん(享年53)がアニメ用に書き下ろした脚本の中でもより人気の高い作品が新規作画・演出で放送された。
しかし、その中の「『成人の日』の巻」の一場面をめぐって、ネットで物議を醸している。

まる子が「成人の日」を過ごす1日を描いた「『成人の日』の巻」。
休みで暇を持て余したまる子が、親友のたまちゃんを誘って遊びに出かけると、写真店から出てきた談笑する晴れ着姿の女性たちを見かけることに。
「ねぇ、あの人すごい綺麗だね」
「本当だ、美人だね」
「着物もあんな人が着るとよく似合うねぇ」と、遠目で盛り上がる2人をよそに、気の抜けた効果音とともに写真店から別の晴れ着姿の女性があらわれる。

最初に見かけた女性たちが整った顔立ちで描かれているのとは対照的に、口や鼻の穴が大きく描かれたその女性。
見かけたまる子は思わず「げっ、すごいのが出てきたね」と一言。
たまちゃんも「うん、すごいね……」と声をひきつらせた。

そこに、呉服店を営む佐々木のじいさんが登場。
まる子たちが驚いた女性の着物は佐々木のじいさんの店で購入されたもので、じいさんは写真店を訪れた女性に挨拶へやってきたという。
女性へ声をかける佐々木のじいさんを眺めながら、まる子とたまちゃんは会話を続ける。