こんな令和の日本競馬界にあるまじき関係ええんか…?



 出会いから10年。

「林先生の結婚式に参列されていた保坂(和孝)オーナーが“調教師になられた際は、これで勝利を”と林先生のために特製の勝負服を用意されていて。実際のジョッキーが着たほうがいいということになり、自分が着させていただき、その時にオーナーから“林厩舎が開業したら、この勝負服を着て、僕の馬に乗ってください”と言葉をかけていただきました」

 それは林厩舎が開業した18年に早くも現実のものに。7月福島の新馬戦で保坂オーナーのイチゴミルフィーユで見事デビュー勝ち。以後もほとんどのレースで手綱を取り、1勝クラスでも勝利を収めた。

「イチゴミルフィーユのおかげで、ロバートソンキーへの声もかけてもらえたんだと思います」

 馬と人とがつなぐ縁を感じずにはいられない。
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