「原作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんは女性なんです。
年の頃は31歳前後の独身。
出身は福岡でご実家の方から“そろそろ身を固めては”と心配され、郷里に帰ることになったと言われています。
特定の相手がいるわけではなさそうですが、それだけでなく、作品が大ヒットし、“やり切った”という思いも本人にあったようです」

 だが本当の事情を知っている人物は集英社内にもほとんどいない、と続ける。

「ご本人は人見知りする方で、編集部内でも担当編集以外は会ったことすらない。
実は集英社の社長もドル箱の漫画家に挨拶できていなかった。
会合やパーティーの類には一切出てこず、本人も嫌がるので、それすら叶わなかったそうです。
アニメの制作現場に激励に行くこともなく、社交性はゼロ。
そんな人が本当に結婚するのか、と訝しむ声もあり、いずれ別の連載が始まる可能性も」(同)

 実際のところを集英社広報に尋ねたが、回答は得られなかった。