>>517
トライベイキャピタル曰く、周辺住民の同意はほぼ取れていて、太陽光発電所の権利や土地の所有者とも話がついている。
10億円を投資してもらえれば、土地や権利を取得し、県の林地開発許可を得る。許可が出れば銀行等から資金調達の上、初期投資の大部分を返済。
更に、発電運営会社の出資持ち分の一部を保有し続けられるので、発電所完成後も更なる利益が見込める――というものだった。事実なら固い投資案件である。
メタキャピタルは2019年6月、10億円をトライベイキャピタル側が用意した合同会社に振り込んだ。
ところが、実は同案件、この時点で頓挫したに等しいものだった。2018年末に開かれた地元の福崎町議会では、町議たちから太陽光発電所開発に不安の声が上がっていた。
福崎町の担当者によると、発電所について地元住民に説明が行なわれたのは2回程度で
町長も開発申請について「町レベルでは厳しい姿勢を持って、といったような形で対応していきたい」と発言。
住民同意が取れているとは言い難い状況だったというのだ。
更に、2019年2月末には発電所の権利と土地を所有する会社とトライベイキャピタルが“契約解除”となり、事業実施地は翌3月に別の事業主体に譲渡されている。


昨今は太陽光発電事業も環境破壊とかで地元の視線も厳しいからな…