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桐生火葬場事件(きりゅうかそうばじけん)とは、群馬県桐生市の火葬場の元火葬人が1933年までに複数の遺体から脳漿や金歯を抜き取り、売り払っていた事件[1]。
当時、「昭和聖代の大不祥事件」「世界的グロ事件」と騒がれた[2][3]。
松井は「少しのチップで夜通しかかって焼くのは面倒だからやむなく半焼にして埋めた。チップが多くてよく焼いた死体の残骨を分けて骨上げに来た家族の者にやっていた。数は覚えていない」と供述[4]。
松井はまた、死体から金歯を抜き取り、迷信家の依頼で脳漿を摘出し、これらを売って利益を得ていたものと思われた[4]。この事件の責任を取り、1933年4月17日、桐生市長の関口義慶二は辞表を提出した[5]。