春季キャンプ一軍スタートが決まった巨人のドラフト4位・門脇誠内野手(21=創価大)が、ケガ防止のため73万円の大金を投資した。

 22日、ジャイアンツ球場での自主練で門脇は、ドラ2・萩尾とキャッチボールを行うなど軽めの調整。一軍メンバー入りにも、「そのつもりで準備はしてきた。一軍であろうが二軍であろうが、野球っていうところには変わりはないので。いつも通りの野球すればいいかなという感じです」と冷静だった。

想定内≠セったという門脇は「バントと守備を聞いてみたい。川相(総合コーチ)さんにバントを聞いてみたいし、坂本さんに守備を教わったりとか、いろんな方々のプレーを見て聞いて、自分の中で吸収していけたら」と心待ちにしていた。

 大学で1年春から4年秋まで全試合フルイニング出場を続けた即戦力遊撃手は、ケガ防止に最善を尽くす。キャンプに持参する物を聞かれ、「全部ストレッチ道具みたいなものですね。色々あるんですけど酸素器であったり足のマッサージであったり」と胸を張った。

 プロ入りに当たり次々と「新兵器」を購入。疲労回復の効果があるという酸素発生器が65万円、フットマッサージが8万円と計73万円もかかったが、門脇は「ケガできないので。体は自分的には強いと思ってない。だからこそ自分でケアをした結果がこうやって繋がってるのかなと思います」と意識の高さをのぞかせた。