アメリカとメキシコの国境での密輸と聞くとやばい麻薬とか危険な銃が定番だが、今メキシコからアメリカへ密輸が急増中なのはなんと卵なんだそうだ。

 変な卵とかじゃなくて、普通にスーパーとかで売られている食用の生卵、鶏卵である。その背景には物価の高騰があった。

 日本でも、これまで「物価の優等生」と言われてきた卵だが、飼料価格の上昇や鳥インフルエンザの感染拡大などをうけ、1993年以降最も高くなっている。