【血統値】社台スタリオンステーションといえば、数々の名種牡馬がけい養されてきた日本一の種馬場。現在もエピファネイア、ロードカナロア、コントレイルなどの人気種牡馬がけい養されている。
今年からは2019年の朝日杯FS覇者サリオス(父ハーツクライ)が新たに加わる。さらに先日には、昨年の新種牡馬リーディングに輝いたマインドユアビスケッツと同じデピュティミニスター系で、21年の米GⅠペンシルベニアダービーを制したホットロッドチャーリー(父オックスボウ)の導入が発表された。
新しく入ってくる種牡馬がいれば、当然、出ていく種牡馬もいる。今年はレッドファルクスとロゴタイプがレックススタッドに、サトノアラジンがブリーダーズスタリオンステーションにそれぞれ移動となった。
 サトノアラジンとロゴタイプはまだ2世代が出走したのみ。レッドファルクスに至っては、昨年の新種牡馬だ。改めて、種牡馬世界の競争は激しいものだと思い知らされる。
 皐月賞などGⅠ3勝のロゴタイプ(父ローエングリン)は、80万円と安価な種付け料もあって、初年度は97頭の牝馬を集めた。産駒ではラブリイユアアイズが新馬→クローバー賞を連勝。GⅡ京王杯2歳S3着、GⅠ阪神JF2着と活躍したが、後が続かなかった。種付け頭数も激減し、ここ2年は59頭(21年)、39頭(22年)と落ち込んでいた。

後が続かなかった😭