組織的な盗撮事件を捜査している藤枝署と県警生活保安課などは24日、建造物侵入の疑いで、都内に住む公安調査庁職員の男(31)を逮捕した。

 逮捕容疑は、兵庫県内の入浴施設に正当な理由なく侵入した疑い。
 捜査関係者によると、男は盗撮グループが誘い出した女性を施設内で撮影する役割だったという。
 グループは、露天風呂での盗撮行為を全国各地で繰り返していた。女性メンバーがターゲットの一般女性を温泉施設内部に誘い込み、山林に潜んだ撮影班が望遠レンズ付きのカメラで盗撮、技術班が撮影画像を加工、編集するなど、グループ内で役割を分担していたとみられる。