――今季はどのような役割を担いたいのか

 北山 昨年は抑えをやらせてもらいましたが、正直そこ(守護神)にこだわりはない。ここまでの自分の実績であまり言いたくはないですが、僕の究極の理想はファイターズの大黒柱になることです。そこに向けた過程の中で求められたポジションがあれば、そこを精いっぱい頑張りたい。どこでも柔軟に対応できるような意識で、オフを過ごしてきました。

 ――先発、抑えなどの希望はあるのか

 北山 この世界(プロ野球)はどこかのポジションを「やりたい」と言ってやれるほど甘い世界じゃない。昨年1年やってみて、すごく感じました。そこ(自分の希望)を口でどう言おうが、最終的には結果に表れてくる。実力がなかったら口で言っても何も変わらない。だから自分から言う必要はないのかな、と。