巨人の坂本勇人内野手(33)が31日に、春季キャンプが行われる宮崎に入った。

 今季からこれまで務めた主将の座を後輩・岡本和に託し、心機一転、新たな立場でシーズンに臨む坂本。
それでも「17年目ですけど、いつも同じ気持ちでキャンプインは迎えています」と平常心は崩すことはなかった。

 個人の課題としては、自身の体との向き合い方か。昨季は度重なるケガで戦線離脱も経験。それだけに「体と相談しながらになると思うので、
今まで見たいに普通にバリバリ元気よくずっとやってても思わぬケガが起きたりとかそういうことももちろんありますし。そこはちゃんと体調見極めながら
『やるときはやる、休むときは休む』が大事になってくるんじゃないですかね」と例年とは違う注意点も明かした。

 球界にも変化が――。巨人を含めた複数球団で今季から声出し応援が解禁されることが発表された。
これには坂本も「(あるとないとで)全然違うんじゃないですかね。やっぱりああいう歓声の中でやるっていうのは良いんじゃないですかね」と率直な心境を告白。
春季キャンプも有観客で行われることもあり「見られてやれる方が僕たち選手も本当に身が引き締まる。いい練習ができると思います」と笑顔を見せた。

 ファンの後押しを受けて、いざ勝負の宮崎春季キャンプを迎える。

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