だが、チームスタッフは選手を集めて、こう告げたという。

「もし表に出たらラグビー部なんて一気につぶれるし、株主総会も乗り切れない。弁護士や警察に相談したら公になるから、その場にいた選手たちで払え。払いたくなければ、社員選手は退社してもらう。プロ選手は契約を解除する」

 結局、当日店にいた選手たちから10万円ずつ徴収し、ラグビー部の部長とGMが別府に行って300万円を支払ったという。

ところが事態はこれで終わらなかった。

「その後、店からさらに追加の300万円を要求されたのです。スタッフは再び、該当選手から1人10万円ずつ徴収しようとして『嫌だったら辞めてもらって構わない』と。今度は選手たちも従わず、弁護士に相談して会社との間に入ってもらっている」(前出・日野RD関係者)
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