オリックスを辞めた時のどんでんインタビュー
・今年はケガ人が多すぎた。それにしても皆ケガの治りが遅すぎる、これはトレーナーの問題。坂口は8週間と聞いていたが結局最後まで出てこれなかった。他球団は予定より早く戦列に戻れる選手が多いのに。

・オリックスの選手は精神的に弱い。阪神の選手は結果を出さなければマスコミにボロクソに叩かれ、野次も飛ぶので精神を鍛えられている。

・就任1年目の紅白戦で下山が外角直球をライトにHRした。これは日高の配球が読まれている証拠。試合後捕手全員を集めて「外角一辺倒では抑えられへんぞ」と説教した。チームスタッフに日高は今までどんなリードをしてきたか尋ねたら誰も答えられない、呆れた。

・伊藤を育てようと思い使った。1度良いリードをするがそれが長続きしない。リードが良かったら褒めるようにはした。

・オリックスはコーチと選手の仲が良すぎる。俺が連れてきたコーチはみんないなくなった。結局、残るのは昔からいるコーチよ。打撃コーチの入れ替えはフロントがやった、俺は関係ない。

・正直ずっとBクラスが続いているので、コーチも選手もここ1番での勝ち方を知らんのよ。だから負けだすとズルズルいく。

・俺か連れてきたコーチは皆「口うるさい」って理由でクビよ。で、球団が連れてきた、何も言わないコーチに替わった。

・試合中に「円陣組まなアカンのと違うか?」と言わないと、円陣組まない。投手がピンチの時も「マウンド行って気合入れてこい!」と怒らんと動かない。コーチにも危機感ないよな・・・

・ベテラン3人を監督室に呼び出して、思ってること聞いたら「監督がベンチで怒ったら選手が萎縮して打てません」やて。「コーチも未熟やから、ミスを繰り返したら怒るんや」としか返せんかったね。
  直後に高代ヘッドと話して1週間何も言わずにやろうと決めた。けど何も言わなくても打てんかったな!そういう体質よ。

・(6/30の試合で)寺原が完封して喜んでたら、スタッフが「A投手が帰りました」って。俺やコーチに相談無しでよ。許可出したんがトレーナーやった、と知ってビックリよ。
  聞けば本人が試合中「一週間ノースローにしてください」と言うて帰宅してた。(そんな投手を)エース、エースっていうとったんやから(笑)甘やかしすぎよ。

・(井川は)獲得はしたけど今年は無理やと思ってた。でも脇腹やるまではええ球投げてたよ。8月の前橋であまり痛いとか言わんアイツが「痛い」と言うた。故障組で一番状態が悪いのは井川よ。
  当時は(同じく故障を訴えていた)金子も大丈夫、西も何の症状も出てないって報告受けてた。出血あったの井川だけやん。それでも井川は「薬飲んでなんとか投げます」って。そら現場としてはどっちの気持ちを買う?


よくオリックス時代が責められるけど無能な選手フロントコーチに足を引っ張られただけやぞ