タッケ「ワイ、もう馬おりろ」

ワイ「え…?」


タッケ「お前ウィナーズサークルの時もいつも黙ってるだろ?本当は楽しくないんじゃねぇのか?」

ワイ「い、いやそんなこと・・・」

タッケ「菜々子や純子からも苦情がきてんだ、お前がいやらしい目つきで見てくるってよ」

ワイ「あ、ちが、あの・・・」

タッケ「だいたいお前は何ができるんだ?全然しゃべらねぇからわからねぇぞ」

ワイ「・・・」

タッケ「将雅が言うには明日の明け方に島が見えてくるらしいからよ、そこで降りてくんねぇか?」

ワイ「あ、はい、でもあの・・・」

タッケ「なんだ?」

ワイ「でもワイ今年G1年間無敗で………ゴニョゴニョ」

タッケ「はぁ~・・・いいか?仲間ってのはな、それぞれが自分のできることをしっかりやるもんなんだ」

ワイ「はぁ」

タッケ「お前は何ができる?浜中みたいなタックルができるか?北斗みたいに体を治せるか?謙一みたいに気性難の馬乗れるか? 」