回転ずし大手「スシロー」を運営するフード&ライフカンパニーズが7日発表した2022年10~12月期連結決算は、純利益が前年同期比80・2%減の6億円だった。22年10月に実施した値上げで客足が落ち込み、売り上げが減少したことに加え、光熱費などのコスト増が利益を圧迫した。

売上高に当たる売上収益は5・0%減の680億円、本業のもうけを示す営業利益は71・3%減の15億円だった。外国為替相場の円安進行や海産物の減少に伴う調達価格の高騰も重荷になった。

23年9月期の連結業績予想は、売上収益が前期比13・8%増の3200億円、純利益は66・4%増の60億円と据え置いた。