横浜隼人の水谷哲也監督は、いずれはプロに行きたいという青山に亜細亜大を薦めた。しかし青山は躊躇する。水谷監督はこう振り返った。

「青山に亜細亜はどうかと指導したら『ひとりっ子で甘えん坊ですから亜大の厳しさにはついていけない』と言うんです。誰からそんなことを聞いたのかと思ったら、青山は『ネットが』と……おいおい、ネットとオレ、どっちを信用するんだ、と言ったことを思い出します(笑)」

 水谷監督のその言葉を伝えると青山は「ひとりっ子だからとは言ってませんけど」と笑って、こう続けた。

「プロに一番近いのは亜細亜だぞ、と言われました。行ってもいないのに決めつけるなと……実際、ネットの情報は本当じゃなかったし、自分は亜大でいい4年間を過ごさせてもらった。そのおかげでここまで成長できたと思っています」

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