>>766
将棋というのは完全解析が可能なゲームじゃないですか。そこで羽生さんに「将棋が解明されてしまって、たとえば先手番がこうすれば必ず勝つとわかってしまったら、どうしますか?」と聞いたんです。「その瞬間、将棋が終わっちゃいませんか?」と。
そうしたら羽生さんは、「だいじょうぶです。ルールを一個変えればいいんです」と、平然と答えたんです。
確かに、成った歩をもう一回成らして別の動きを加えるとか、たったひとつルールを加えるだけで、いきなり可能性が広がります。一度解明された「答え」が遠のいて、新たな「問い」が浮かび上がってくる。

ということらしいで