だが坂口はオリックスの好調期でも、四球の約1・5倍も三振を喫している。「三振を嫌がると手数が減ってしまう」という積極性が安打を量産した一方、打つには難しい相手の決め球も、粘るよりは「どうやってヒットにしようかと考えていた」。若さゆえの勢いともろさが同居していた。

 だが経験を積んで、四球の貢献度の大きさを再認識する。ファウルで粘るようになり、選球眼も向上して数字は改善。18年は四球数が三振を大きく上回った。

 左打ちに不利とされる左投手も苦にしなくなる。オリックス時代も苦手ではなかったが、移籍後は対戦打率で右投手を圧倒。18年は3割5分と打ちまくった。

 「いっぱい三振をして覚えた」というそのこつが常識破りで、驚かされた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202302/sp/0016031347.shtml

神戸新聞の坂口連載も面白いから読んでね
後半怪我のこと多くて痛々しいけど…