「大河ドラマが生まれた日」の精神はどこへ…松本潤「どうする家康」はもはやコメディー(日刊ゲンダイDIGTAL)

2月1日、日本のテレビ放送は開始から70年を迎えた。人間でいえば古希にあたる。そんなテレビ70年を記念して4日に「大河ドラマが生まれた日」(NHK)が放送された。
「なあ、楠田、今のテレビどう思う?」。中井貴一扮する芸能局長・成島庭一郎がプロデューサー楠田欽治(阿部サダヲ)に問いかける。

「俺は正直言って今のテレビがちっとも面白くないんだよ。夢がないんだよ、夢が。
テレビでしか拝めない演者がちまちま動いてるだけの退屈なもの見せられた国民がこれからはテレビの時代だ、新聞やラジオにとって代わる新しい娯楽だって信じるかい?」と詰め寄る。