「大河ドラマが生まれた日」の精神はどこへ…松本潤「どうする家康」はもはやコメディー(日刊ゲンダイDIGTAL)

翻って今年の松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」。毎回驚かされ(悪い意味で)、もう見ていられない。CG多用のやりたい放題で、史実もなにもあったもんじゃない。先々週もまるで紫禁城かのような清洲城に唖然とした。

先週も、服部半蔵(山田孝之)が小さな鉄の球を落とすと、地下に通じていてそこから音が広がり、仲間が三々五々集まってくるという招集シーンに笑ってしまった。
まるでコントみたい。それならそうと最初から「コント大河」「コメディー大河」だと言ってくれればいいものを……。