それは1月13日金曜日のことだった。小学5年生の11歳になる娘をもつ、米ミシガン州在住のシエラ・カーターさんは学校の先生から驚くべき電話を受けた。お宅の娘さんがクラスで「不適切な」絵を描いていた、と。

娘が描いていたのはネクタイを着けたピンクのブタだったが、これを見たクラスメイトの男子がネクタイの部分が男性器のようだと、教師に言ったという。問題視した教師は、
この絵を不適切だとして没収したと報告を受けた。カーターさんが娘に確認すると、「男の子のパーツ」ではなく、ブタに「蝶ネクタイ」を描いたと話した。

絵には、没収した際の教師の説明が書かれた用紙がホチキス留めで添付されており、カーターさんはこの教師から直接話を聞きたいと申し出た。
呼び出しに応じた教師に、絵を指差しながら「これのどこが悪いのかよくわからない。これは蝶ネクタイでしょう」。すると教師は「まあ, この絵の蝶ネクタイには棒のようなものが付いていますね」と言ったそうだ。