サンキュー公康

そんな時、交流のあったプロ野球のソフトバンク前監督・工藤公康氏とこんなやり取りがあった。「“誰にかわいがられているの?”と聞かれ、『豊さんにかわいがってもらっています』と答えたら、“かわいがってもらっているうちは超えられないね”と言われて」。このひと言で、意識が変わったそうだ。

 「豊さんと一定の距離を取り、自分の足で別の道を歩いていかなきゃいけないんじゃないかと。口を利かないとかではなくて、プライベートで一緒に過ごすのはなくなった。一番になりたくてこの世界に入ったから」。その後の活躍はご存じの通り。34歳から年間100勝達成をJRA史上最長の13年連続で継続し、夢のリーディング騎手にも輝いた。
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