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ミシガン大学の研究者らが最近発表した研究(*1)によると、筋肉の強さと加齢のスピードの間にも強い関連があることが分かった。
筋力不足が加齢に与える影響は、タバコを吸う生活習慣と同程度であるかもしれないということだ。

この研究は、1,274人の被験者の握力と生物学的な年齢との関連を、10年間の観察期間をかけて調べたものだ。
握力はその人の持つ全身の筋力を示すバロメーターであり、生物学的な年齢はDNAメチル化と呼ばれる化学反応によって測られた。
研究の結果、両者には密接な関係があることが証明されたという。
結論をさらに手っ取り早く要約すると、握力が弱い人ほど老けやすいのだそうだ。