越山「村上!村上はどこいった!?」
丸山「東場で点棒吐いてます」
越山「またか」
村上「もうやめます…」
越山「……誰でも一度はそう思うもんだ」
村上「毎日思ってます!」
村上「いっつも放銃して点数はないしチームの足手まといになるだけだ!」フンフン!!ズビビビビ!
越山「……鼻をかめ」
ズビッ
村上「自分はただ声がでかいだけって陰口たたかれてるのも知ってる」
越山「この越山がドリブンズの監督に就いて5年…初めて今年チームの入れ替え対象になれる男を得たんだ」
越山「それはお前だ、ビッグジュン」
越山「声がでかいだけ?結構じゃないか」
越山「牌効率や所作は身につけさすことはできる…だが…声をでかくすることはできない」
越山「たとえオレがどんな名コーチでもな」「立派な才能だ」
越山「村上よ…お前が個人最下位になった時、ドリブンズ初の選手入れ替え───オレはそんな夢を見ているんだ」