兵庫県の推計人口が今年1月1日時点で539万7046人となり、阪神・淡路大震災翌年の1996年4月以来、約27年ぶりに540万人を割り込んだことが分かった。県内人口のピークだった2009年と比べ、約20万人減少した計算になる。

【図】兵庫の推定人口の推移

 県によると、震災直前の県内人口は552万6689人だったが、96年は1月が540万3381人、同4月には539万1055人に落ち込んだ。震災から1年3カ月が過ぎていたが、住宅再建の遅れや経済、雇用の低迷などが人口流出に拍車をかけ、90年以来6年ぶりに540万人を割り込んでいた。

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