この記事一々尤もでええで

>バブル経済崩壊後、景気低迷が続いて「失われた30年」と言われる日本。変化を受け入れにくい社会構造が閉塞(へいそく)感を招いている。「ここで変わらなければ」と危機感を抱いた企業経営者らが集まり、互いに意見をぶつけた。30年間、我々は何を間違ってきたのか――。

>「日本の経営者は『中国の船は安かろう悪かろう。そのうち駄目になる』と思い、ライバルを知ろうとしなかった」。

>高度経済成長期の原動力だった男性中心の企業文化が根深く残り、「若い力を押さえ付けて『社会を変える』ことを否定してきた」。その結果、多様性の受け入れが遅れ、経済の停滞につながったと見込む。

>「コストをどんどん削って効率化して原価を下げることにこだわり、売上高を上げようとしなくなった」と述べた。

>経営トップが長期的な視点を持ちにくいという見方もあった。
>「社長や会長の任期が短く、長期的な思考にならない」
>「リーダーを育てる教育制度が大事だ」と主張した。

>「株主第一主義」の行き過ぎに言及。従業員や取引先らが「コストとして認識」されるようになり「企業は(コストを)減らさざるを得ず、体力を弱めた。GDP(国内総生産)が伸び悩む中で賃金も上がらず、中間層が疲弊した」

https://mainichi.jp/articles/20230214/k00/00m/020/148000c