歳の男が睡眠薬をみそ汁に入れ、幼いころから知る30代の女性に飲ませたうえ、わいせつな行為をしたとして、警視庁に逮捕されました。

準強制わいせつの疑いで逮捕された東京・江戸川区の無職・秋田憲隆容疑者(82)は去年11月22日の夜、自宅マンションの部屋で睡眠薬入りのみそ汁を30代の女性に飲ませ、わいせつな行為をした疑いがもたれています。

警視庁によりますと、秋田容疑者は女性の母親と付き合いがあり、女性が幼いころから一緒に食事をする関係だったということです。

事件当日、女性は秋田容疑者と一緒に食事をとりながら眠り込んでしまいましたが、違和感を感じ目を覚ましたところ、秋田容疑者にズボンを脱がされ下半身を触られていたということです。

女性はその場から逃げましたが、気分が悪くなったため路上に座り込みながら友人に連絡。その後、病院で検査を受けたところ体内から睡眠薬の成分が検出されました。

取り調べに対し、秋田容疑者は「女性のズボンをおろして下半身を見たが、わいせつな行為はしていない」「睡眠薬の入りのみそ汁は自分が飲むためのものだったが、間違えて女性に飲ませてしまった」と容疑を一部否認しています。

女性は去年11月5日の夜にも秋田容疑者の自宅で食事をとった後に朝まで眠り込んだということで、警視庁は余罪を捜査しています。