1軍合流2日目のドラフト1位・森下翔太外野手(23=中大)が沖縄・宜野座キャンプ第4クール3日目の16日、実戦形式のフリー打撃に臨んだ。青柳、伊藤将、K・ケラー、ビーズリーの4投手と対戦し、6打数4安打、1四球と実戦向きの打撃を発揮した。

 首脳陣は大器の実力を見極め、さらに経験させるために、青柳、伊藤将らと森下の対戦をセッティングした。この日2軍は中日との練習試合が組まれていたが、岡田監督は「いいピッチャーが投げるし、そっちの方がタメになる。青柳とか伊藤のボールを見て、どう対応するかやな」と注目した上での判断を明らかにしていた。

 紅白戦には2試合に出場し、11日の初戦で二塁内野安打を放ち、3打数1安打という結果を出していた。15日の楽天との練習試合では途中出場で1打席だけ立ち、遊ゴロだった。「技術不足というか、練習が足りてない。もっともっと打席に立ちたい」と感じているルーキーは、K・ケラーの153キロを右中間二塁打、青柳の112キロ変化球を左翼線に落とす二塁打と対応力を発揮。収穫の大きい真剣勝負だった。

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