浸食などで消失した可能性が指摘されていた北海道にある国境離島の2島について、海上保安庁の石井昌平長官は15日、高精度の測量調査を実施したところ、いずれも島ではなかったと言及した。

節婦(せっぷ)南小島は満潮時は水没するものの干潮時に水面上に現れる「低潮高地」と位置付けが変更され、エサンベ鼻北小島は消失していたことが確認された。

内閣府によると、調査の結果、領海や排他的経済水域(EEZ)の根拠となる国境離島はこれまでの484島から473島となった。

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