現在は誰しもが安全に乗り「最も安全な乗り物」とも言われている飛行機。
しかし、今から30数年前までは世界一危険な乗り物とされ、高い頻度で墜落事故が起こっていた。
そんな状況を変えたのはある日本人科学者の存在だった!

1975年6月24日イースタン航空66便は、ニューヨークのJFK国際空港へ着陸態勢へと入ろうとしていた。
降下地上150mのところに来た時、イースタン航空66便は、一瞬機体を上昇させた後すぐに急降下に転じ、滑走路に叩きつけられ、乗客乗員124名のうち115名が死亡する、当時のアメリカ史上最悪の航空機事故となった。

機体に異常はなく、パイロットの操縦ミスも考えづらい。
そんな中、調査を進める中で、地上付近に強烈な横風があるという報告があった。
イースタン航空は、謎の風を解明しようと、とある人物に調査を依頼した。
その人物こそ、史上最悪の航空機事故の謎を解明し、後に飛行機を安全な乗り物へと変えることになる、Mr.トルネードと呼ばれた藤田哲也さんだった!