■「南海トラフ巨大地震」を知りつくす

国は、南海トラフの巨大地震が起きると、震度7の激しい揺れや10メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、最悪の場合、死者は32万人を超え、経済被害も220兆円を超えると想定しています。一方で、対策を進めれば被害を大幅に減らせる可能性があります。


南海トラフ巨大地震で最大クラスの地震が起きた場合、津波の高さは広範囲で10メートル以上、高いところで34メートルと想定されています。一方、これとは別に2020年1月に公表されたのが「30年以内に津波に襲われる確率」。10メートル以上の津波に襲われる確率は高知県や三重県の高いところで「6%以上26%未満」となりました。一見低いようですが、実は「高い」確率だといいます。

全文ソース)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_25.html