プロ野球・阪神タイガースの2軍の本拠地が、兵庫県西宮市の「鳴尾浜球場」から、尼崎市に移転します。22日、新球場の名前が「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」と発表されました。

 22日、尼崎市で、移転計画が進められている阪神タイガースの2軍本拠地のパートナー企業による調印式が行わました。

 阪神タイガースの2軍は現在、西宮市の「阪神鳴尾浜球場」を本拠地としていますが、完成から約30年経過し、老朽化が進んでいることから、尼崎市の阪神大物駅に近い「小田南公園」に移転される予定です。

 メイン球場は1軍本拠地の阪神甲子園球場と同じサイズの予定で、客席は3600席。室内練習場や選手寮なども整備され、「ゼロカーボン・ベースボール・パーク」として、電力は太陽光発電などを利用し、二酸化炭素の排出を実質ゼロにする全国初の球場を目指します。

「SGLスタジアム」という名称は「Superia」(上質な)、「supecial」(特別な)、「super」(超越した」の頭文字である「S」と、ネーミングライツを取得した「日鉄鋼板」の製品「ガルバリウム鋼板」の略称である「GL」から名づけられました。

 移転は再来年、2025年2月の予定です