>>839
読んでるよん
一浪したけど文三で比較文学やってたのよ

日本のなかでトップクラスに有名で読まれたのはまあ確かだけど
駄作王で構成力に難があるのはそれこそ読めば明白で
何より三島もそれを深く自覚してた
日本文学に構成力を強く求めた一人は三島由紀夫本人だが結局唐突に劇的になったりする癖が抜けなかったのよね
さらに言うと結局美文しかなくてそれにピッタリくる材以外には向いてなかった
だからこそ水上勉や松本清張らを憎悪したしね
ほんでこれは昔からそれなりに評論畑では指摘されてる
21世紀入ってからはロシアやフランスといったアジア文学研究強い遠方でもその辺きちんと改めた評価がされてる
結局のところ「大昔に西洋知識人がやし酒飲みを面白がった」ってパターンのカルト人気に近いのよね
土地的な辺境が本当に辺境として魅惑的だって時代の現象や

だが戯曲は超一流
これは不変

ほんでここまで言っといてなんやがワイは三島由紀夫のファンやぞ