作戦通りや



リードオフマンに復帰する阪神・近本光司外野手(28)が、沖縄・宜野座キャンプで首脳陣も驚く仕上がりの早さを見せている。18、19の両日に行われた練習試合(対DeNA、韓国・サムスン)には、いずれもトップバッターとして出場。初戦は3打数2安打、第2戦は2打数1安打1打点の活躍で猛虎打線を引っ張った。

あまりの調子の良さに試合後は「ここらで打撃を落としていこうと思う」と新たなテーマを持ち出した。「必ず訪れる不調時に備え、なんでなんでと自分で考えられる状態をいまから作っておきたい」。いかにも理論派らしい、シーズンに向けた対策である。