こういう悪役ってどれだけ「日本が本当に終わってるか」を克明に描けるかが勝負だよな
それこそ根拠を挙げて客観的に論理的に日本にはもう未来がないということを反論が不可能なほど厳密に証明する必要がある
その理論構築をコメディリリーフで破壊することが許されてるキャラクターがしんのすけなんだから
そもそもの「日本に未来はない」という主張の論拠が薄弱だったらカタルシスが成立せず映画にならない
そうした意味ではむしろ「日本に未来はない」と本気で主張することこそが映画の、映画を作っている「大人たち」の実質的な目的になるべき