https://news.yahoo.co.jp/articles/bd3daa63ab2092fb15bf72a8edc3e592043f9014
しかし、札幌からは車で約1時間、新千歳空港からも約30分かかり、隣接する駅はJR北海道が資金を調達できれば28年開業予定と、アクセスは極めて悪い。

更に、天然芝を保護するために、大型のステージを必要とするイベントは開催し難く、年間最大で70〜80回の野球開催しか期待できない。

場内の看板やデジタル広告の価格は、札幌ドームの最低でも5割増しで設定され、飲食価格も高額になる見込みだが、野球が年70〜80試合開催されるだけでは600億円に及ぶ建設費を回収し、利益を出し続けていくことは困難だと思える。開業後2、3年はご祝儀で関連企業からの支援が得られても、その後の経営の安定は厳しいのではないか。

札幌ドームとの使用料や場内看板売上に関する問題などが起因となり、一気に施設建設まで漕ぎ着けたものの、閑古鳥なく巨大施設となる危惧は拭えない。

母体である日本ハムや電通に何らかの秘策があるのか、行く末を見届けたい。