先月30日、札幌市北区の資源ごみ回収施設で見つかった現金1000万円について、警察に問い合わせが相次いでいますが、いまだ有力な情報はありません。

札幌市北区の資源ごみ回収施設で先月30日、西区や手稲区で回収した「雑がみ」の中から現金1000万円があるのをごみ分別中の作業員が発見しました。

警察は「拾得物」として受理し持ち主を探していますが、24日午後1時までに、新たに「道内旅行中に1000万円をなくした」「認知症の祖父母がごみと一緒に捨てたかもしれない」などの問い合わせがあったということです。

これまでに合わせて8件の問い合わせがあり、このうち6件を遺失届として受理しています。

警察によりますと、4月30日までに持ち主が現れない場合は札幌市のものになるということで、心当たりのある人は連絡してほしいと話しています。