大分中央署は25日、窃盗の疑いで任意で事情を聴いていた大分市内の職業不詳の40代男性が、捜査員の目の前でアパートの4階にある自室ベランダから転落し、死亡したと発表した。

同署によると、24日午後7時半ごろ、大分市内のドラッグストアから「万引きした男が逃げた」と110番があり、現場付近で男性が確保された。捜査員が話を聞いていると、男性は一度、近くの自宅に戻りたいと申し出たため、これを許可。男性と一緒に捜査員も4階の男性宅に上がった。その後、男性は捜査員のすきをついてベランダに出て、そのまま転落したという。