日曜(26日)中山7R(3歳1勝クラス、芝外1600メートル)は、単勝140円という断然人気に推されたエエヤン(牡・伊藤大)が3馬身差の圧勝で2勝目をマークし、オープン入りを果たした。タイムは1分34秒0(良)。
好スタートを決めるもハナをラテラルシンキングに譲りM・デムーロは2番手を選択。直線を向いて楽な手応えのまま先頭に立つとあとは独壇場。ノーステッキのままグイグイと加速するとセーフティーリードを保ったまま先頭でゴール板を駆け抜けた。
「ボクは何もしませんでしたよ。調教に乗った時からいい馬だと感じていましたし、レースでは真面目に走ってくれました。馬混みに入れるとかかりそうなので、今回のようなレースが合っていそうです。すごい体をしているし、走りも軽い。化け物かもしれまんよ」とデムーロはパートナーを大絶賛。
 管理する伊藤大調教師は「2番手で折り合って勝てたことが大きいですね。2000メートルでデビューしたように本質的にはマイラーではないのですが、一生懸命過ぎるところをどう育てていくかが厩舎としてもテーマだと思っています」と話した。
 今後は大目標を皐月賞にするかNHKマイルにするかが協議される予定。目標からの逆算で次走はGⅡスプリングS(3月19日=中山芝内1800メートル)かGⅡニュージーランドT(4月8日=中山芝外1600メートル)が候補に挙がっている。

怪物エエヤン
でも変な名前の馬だしG1勝てんやろ