ガチャ規制しようとしていた神宮司史彦氏の不審死

消費者庁審議官、飛び降り自殺か 妻と2人死亡
27日午前3時ごろ、東京都豊島区高田2のマンション敷地内で、7階に住む消費者庁審議官、神宮司史彦さん(52)と妻(53)が倒れていると110番があった。
2人は搬送先の病院で死亡が確認された。

自宅から妻が書いたとみられる遺書が見つかっており、警視庁目白署は飛び降り自殺を図ったとみて調べている。遺書は家族内のトラブルについて記されていた。
同署によると、2人はマンションの中庭で約15メートル離れて倒れていた。発見される直前、他の住人が「ドスン」という音を聞いていた。史彦さんは自宅を出た外廊下から、久美子さんは自宅の窓から飛び降りたとみられ、倒れていた地点は建物を隔てて約15メートル離れた別々の中庭だった。

神宮司さんは2011年8月、公正取引委員会から出向し、景品表示法などを所管する業務を担当していた。
史彦さんは1982年に東大法学部を卒業後、公取委、経産省などを経て消費者庁へ。審議官は、消費者庁では長官、次長に次ぐポスト。経済法に関する著書があり、政府参考人として国会答弁に立つなど、超が付くエリートだった。