最大2万円のポイントを受け取る対象となるマイナンバーカードの申請期限が2月28日に迫っています。新潟市役所の臨時窓口には、朝から多くの人が訪れていました。
【松村道子キャスター】
「新潟市役所です。27日午前9時30分、マイナンバーカード申請の列がどんどん伸びていて、現在100人ほどが列を成しています」
マイナンバーカードの普及のため、政府が創設した最大2万円分のポイント付与。ポイントをもらうための申請期限が2月28日に迫りました。
【申請に来た人】
「東区から来た。中央区に行ってくださいと言われた。どういうことだろうね?」
こちらの夫妻は、地元の区役所での申請が事前予約をした人で上限に達していたため、予約制ではない新潟市役所の臨時窓口にやってきたと言います。
【申請に来た人】
「やっぱりポイントが魅力で、最後のギリギリになって来た。今まで(新型コロナ禍で)どこも出かけなかったから、洋服や靴でも買おうかなと思っている」
その後も行列は伸びて…
【職員】
「最後尾の方、どんなに早くても2~3時間は終了までかかると思います。これはあくまで目安でございますので、それ以上かかるかもしれません。その点ご了承ください」
【申請に来た人】
「こう混んでいると思わなかった」
【申請に来た人】
「これくらいは覚悟してきたので、子どもが頑張ってくれればいい」
【子ども】
Q.長い列、頑張れそう?
「頑張る」
【申請に来た人】
「(ポイントは)消耗品とかに。オムツとか値段も上がっているし、そういうので消えちゃうと思う」
中には、ポイント目当てではなく、マイナンバーカードの健康保険証利用をかかりつけの病院に勧められて来たという人も。
【申請に来た人】
「『お薬手帳より便利だ』と看護師さんが話してくれたから作ることにした」
2月27日、新潟市役所の臨時窓口では、約380人が申請を行い、最大の待ち時間は4時間となりました。
県内のマイナンバーカードの普及率は1月末時点で55.7%と、全国43位。新潟市は51.8%で政令市で最下位となっています。

28日までにマイナンバーカードの申請を終えていれば、最大2万円のポイントを受け取るための申し込みは5月末まで行えます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3a003d3440359dc0b53a61574f72e3c8217aa73