Whitta氏がスクウェア・エニックスから『フォースポークン』に携わってほしいと打診を受けたのは、いまから5、6年ほど前のことだという。
同氏は本作の神話などの世界観設定や、基礎となるストーリーの構築を頼まれたそうだ。
やがて同氏は、複数のライター陣を率いての物語づくりに取り組むことになったという。
「アーシア」という世界の名前も、この時Whitta氏がつけたそうだ。

しかし、1週間におよぶアイデア出しを終えた数か月後に、スクウェア・エニックス側から
「ストーリーを完全にリブートして、別のかたちにしたい」と打ち明けられたという。
そのまったく別の物語は、「現実世界の女の子が、ファンタジー世界に吸い込まれる」という筋書きだったそうだ。
すなわち、現在の『フォースポークン』の物語である。