これまでのイメージと違った形で評価を上げたのが、岡本和真内野手(巨人)だ。
かつて巨人のコーチとして岡本を指導していた侍ジャパン・吉村禎章打撃コーチは
「栗山(英樹)監督が岡本に抱いていた印象が、いい意味で変わったようです」と笑う。

吉村コーチは「本来なら4番を打てる打者だが、ああいう形でつないだり、逆方向へ(二ゴロを)打って打点を取ることもできる」と説明。
普段からパワフルな打撃に隠れがちな守備についても
「もともとサード、ファースト、レフトのどこを守っても、ハンドリングもスローも上手い。ああ見えて器用」とうなずいた。

栗山監督は「和真は、なんとかしようとする感じがいいね」と評している。